ゲームとゲームの沼に溺れる

中身のない日記を書いています。ゲーム大好き。

ロックマンDASH3のトラウマの話

強烈に不幸な思い出というのはなかなか忘れられないものです。それを所謂トラウマというのでしょうが、最近それをものすごく刺激されているような日々を過ごしています…。

 

 少し話題はずれますが、皆さんはロックマンDASHというゲームをご存知でしょうか?1997年にロックマンの外伝作品としてPSで発売されたゲームです。今までのシリーズに比べ人間味に溢れ個性に溢れたキャラクターたち、広大な島とそこに張り巡らされた遺跡を舞台にした冒険、自由度の高いシステムなど他のゲームと比べても魅力に溢れた名作です。外伝作品を挟みますがその3年後にはDASH2が発売されました。グラフィックが大幅に強化され、複数の島をめぐる冒険へと変化しそれとともに大幅にスケールアップした物語は前作とはまた違った側面が見れる作品となっています。

 私は直撃世代ではないのでPSPで発売された移植作の方でプレイをしていたのですが、両方とも時間の流れを感じさせない魅力に溢れた作品だと思います。特にロックやロールのキャラクターとしての可愛らしさや敵キャラとして登場するボーン一家の憎めない人柄はこのゲームの世界観を象徴するシンボルのような存在だと思います。

 

 ここからが本題になるのですがシリーズはその後、携帯向けアプリでのリリースなどはありましたが本格的な続編は発売されずに10年の年月が流れることになります。その間も熱心なファンは署名を集め要望を送るサービスなどを利用して訴えかける活動を行ったりしていたようです。

 そんな中、2010年に3DSで約10年ぶりとなる念願の続編ロックマンDASH3の制作が発表されました。これまで絶望視されていた作品が再び動き出したということもあり大きな話題にもなりました。しかも、本作品ではユーザーも参加してゲームを作るという目的の元、DASH開発室というコミュニティが用意されました。この中ではデザイン案を幾つか用意してアンケートによって正式案を決めると言った意見の集め方をしていました。

 そして、2011年にはプロローグ版と称した有料体験版の配信が予定されていました。実は制作が発表されてからこの時に至るまで本格的な開発の目処は立っていなかったようで、今後を左右する重要なターニングポイントとなる「はず」だったのが、このプロローグ版です。しかし、結果としてプロローグ版が配信されるよりも早く、開発の中止が決定してしまいました。

 10年待った続編への道があまりにも突然、あまりにも無慈悲に閉ざされてしまったこと。ユーザー参加型の企画ということでかなり期待を膨らましていたこと。そもそもロックマンという世界的に有名なシリーズなのだから発売されるのが当たり前であると思っていたこともありかなり衝撃的なニュースでした。あれから5年以上経った現在でも忘れられない出来事です。

 このゲームの存在をなんとか実現しようとファンだけで開発しようとする人や再開発をメーカーに訴える人など、様々な行動を取る人がいましたが代わりが務まるような成果として実ったものは今現在も登場しているとは言えません。

 

 私個人の意見としてロックマンシリーズ全体の現状も込みでみても新作の存在は期待できないと思っているので、「絶対に」出てほしいとは思ってないのが本音です。ロックマンシリーズの面倒を見てくれる人が現状のカプコンにはいないと思っていますのでそこで何かしらの動きがあったとしてもおそらく望んでいるものとは別のものになってしまうと私は思っています。例えばなんかよくわからないキャラデザでアニメ化されるとか。あとはDASHに限った話をするならば、そもそも2000年で一度は凍結したシリーズなのでそもそも出ないことのほうが自然な形だと思っています。元々そこまで知名度の高い作品ではないため、こうして動きがないことも致し方無いというのもまた事実だと考えています。

 また、ロックマンに深く携わっていた稲船敬二さんがRED ASHという作品を開発しており、名前の区切りを変えるとRE DASHとなるというギミックの通りDASHシリーズを大きく意識した作品になるのですが、こちらにも特別期待を寄せているわけでもありません。ロックが月に取り残され、ロールとトロンが頑張って迎えに行こうとしている世界は1つしかなくて、それの代わりを果たせる作品はその続編のみであると思います。なので、RED ASHに期待をするとしてもDASHではない新しい作品としての見方をするでしょう。というか実際、Mighty No.9ロックマンの代わりとして十分な役割を果たしているかというとそうではなかったわけですし。

 しかし、万が一ロックマンDASH3がまた正式な形で開発され発売されることがあれば全力で応援し、間違いなく発売日に買いに行くと思います。大神に対する大神伝のように大人の都合だけで作られた形だけの続編にならないように祈る必要があると思いますが、そうなってしまってもファンとして受け止めるしかないのでしょう。

 

 そんなことをこのアニメを見て思ったわけです。本当にトラウマレベルの嫌な思い出であることは間違いないし、これの二の舞になるような作品が今後出てこないことを祈るばかりではあるのですが、こんな出来事もロックマンDASHというシリーズがこれほど心に残る名作である証明の1つなのかなと思います。PSやPSP、Vitaをお持ちの方はシリーズすべて遊ぶことができると思いますので興味があれば遊んでみてください。