賽 [sài]の話。

 世界最大のE-sportの祭典、EVO2016において日本での開催も発表されて1年が経とうとしています。来年1月にその本大会が予定されていますが、今週末(5/20・21)にはテスト大会として賽 [sài]という小規模大会が行われています。小規模大会と言っても沢山の参加者が集まり観客としても十分に楽しめるものになっていると思います。

 

 メイン種目はGGXrdR2、鉄拳7,スマブラforWiiUの3種目。また、土曜にはサイド種目としてKOF14、BBCF、DOA5が行われていました。種目の選出は日本国内ということを意識したタイトルが集まっていますが、スト5が選出されていなかったのは少し意外でした。

 配信の印象として大元の配信だとセット数やプレイヤーネームを画面にしっかりと載せたレイアウトになっている物が多いのですが、賽の場合それがあまり見受けられなかったので少し準備不足を感じた部分はありました。しかし、プレイヤーの熱気に大きな違いは無いと感じましたし試合は見所に溢れた試合が多かった印象です。ただ、見てる人数が少ない感じも否めなかったので本大会に対する不安はありますね。今後の広報活動や格ゲー界隈を盛り上げるための動向に注目したいと思います。

 

 格ゲーは敷居の高さ故に遊ぶ文化よりも見る文化のほうが根付いてきた部分があります。同時に見るところから遊ぶ側に興味を持ってもらえる可能性もあるのでこれをきっかけに格ゲーの再興も期待したいところです。