ゲームとゲームの沼に溺れる

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【感想】ゼノブレイド2をクリアしまして

あけましておめでとうございます!今年の抱負は更新頻度を上げることです。よろしくおねがいします!

 

 今回は12月に発売されたゼノブレイド2の感想を書いていこうと思います。ちなみにナンバリングの最新作となっていますが、前作との関連性は薄いので気にせず遊べるタイトルになっています。

 

 

 このゲームの特徴はシリーズ全体を通して広大なフィールドが舞台になっています。また、そこには絶景ポイントが用意されていたり、こちらのレベルに不相応な強敵が普通に歩いていたりと歩き回っているだけでも楽しいことや驚くような要素が散りばめられているのが魅力です。

 

 本作はRPGとなっているのですが、伝統的なRPGのように戦闘画面とフィールド画面が別れておらず、フィールド上で見つけた敵とそのままシームレスに戦うことが出来ます。戦闘は最大で3人パーティになっていますが、操作できるのは一人になっています。戦闘中もターン制ではなくリアルタイムで進行されており、基本的な操作は移動したりアーツと呼ばれる技を使ったり、武器を持ち替えたり出来ます。武器と技はセットになっており、1つの武器につき、3種類の技が使えます。また、武器は3つまで装備することができるため合わせて9つの技を使いながら戦闘を行います。更に技を何度も使うことでゲージが溜まり、段階に応じて3・4種類の必殺技を使うことも出来ます。

 今作の戦闘でもっとも重要なのはこれらの技を連携させることでより多くのダメージを相手に与えることです。まずは技によって相手を崩したり転倒させたりという事ができます。これらは「崩し→転倒→打上げ→叩きつけ」という順番で連携が可能でそれによって敵の攻撃を止めることが出来たりダメージがより多く与えられることが出来ます。最後の叩きつけまで行うと大ダメージとともに敵からアイテムがドロップされるので狙う価値は十分あります。

 必殺技の連携も可能です。こちらの場合は必殺技の属性によって連携を行います。始動に使った必殺技によって次の連携に対応する属性が指定されるため、それらと同じ属性かつ連携の段階と同等の段階の必殺技を使うことで連携を行うことが出来ます。最大3段階の連携が可能で最終段まで連携をつなぐこと高ダメージとともにデバフを1つだけ封じることが出来ます。これによって強敵との戦いを有利にすすめることができるようになる重要な効果です。

 そして、第3のコンボとしてこの2つのコンボを連携させることが出来ます。といっても方法は簡単で敵を崩している間に必殺技の連携を進めたり、必殺技の連携の受付時間に相手を崩すといったことをすると自然とダメージが上がります。最初の間は狙って決めることは難しいとは思いますが、頭の隅に入れておいて試しに重ねてみたりすると徐々に決まる頻度が上がると思います。

 

 これらのコンボを決めるためにはそれぞれのキャラが持つ技の構成が非常に重要になってくるのですが、この技の構成を決める武器の取得はガチャによるランダム排出となっています。

 具体的な説明をすると、このゲームの武器に属するものとしてブレイドと呼ばれる人工生命体が存在します。ブレイドを味方として集めるにはコアクリスタルというアイテムを使ってブレイドと同調する必要があるのですが、どのブレイドと同調できるかは実際にやってみるまではわからないという作りになっています。

 大抵手に入るのはコモンブレイドと呼ばれる汎用的なデザインのキャラクターなのですが、中には個性的な性能や見た目をしたレアブレイドが出現することがあります。さらに、このレアブレイド達にはそれぞれ独立したストーリーが用意されているのでやりこみ要素としても面白いものが用意されています。

 

 

 

 ゲームとしての特徴としてはこのくらいで次に感想の方を書いていこうかと思います。

 まず、シリーズ全体として共通して言えることではありますが、世界観やその中での物語がすごく良かったと思います。今回はアルスと呼ばれる巨大な生き物の背中やその内部で人が住まう世界でその世界の中心には世界樹があるという作りになっています。しかし、アルス達の多くは寿命が迫っていて人々の生活が脅かされているという自体になっています。またアルス毎に国家が形成されていて、国家同士で縄張り争いをしている状態なのでそれが更に状況を切迫されているという様子が伺えます。

 そういった世界の中で主人公であるレックスは天の聖杯と呼ばれる伝説のブレイド、ホムラとの出会いをきっかけに命を狙われることになりますが、力を貸してくれる仲間が集まり、やがて世界の秘密に迫っていくと言ったストーリーになっています。

 お話自体はかなり王道な流れになっている上にアニメ調のキャラクターたちも相まってかなりとっつきやすい内容になっていると思います。キャラクターたちもかなり個性的なキャラ付けをされてはいますが、とても丁寧に描写がされており、敵味方関係無く嫌味を感じずに感情移入できると思います。

 

 戦闘は大まかに説明しましたが、今回もかなり面白いと思います。コンボという今作で重要になるシステムがとにかく火力が出るので爽快感がありますし、物語が進むにつれてできることが増えるので効率よくコンボを決める編成や強い敵に対応するための技の選び方など戦略性に大きく幅が生まれるのもまた良いところだと思います。過去作と比較をすれば、必殺技などが追加されたため演出がかなり派手になったと思います。また、操作面も今まで技を選ぶのに少々手間がかかっていた部分がワンボタンで出せるようになったためかなり楽になったと思います。そういう意味では今までよりもかなり洗練された印象はあると思います。

 

 フィールドもシリーズの魅力ではあると思いますが、今作もかなり綺麗だと思います。今作ならではという話をすれば、リベラリタス島嶼群という地域があるのですが、ここは雲海の上に群がる多数のアルスの集団で構成された地域になります。これらのアルスを結ぶのは細い橋のような足場になっているのですが、そこから見渡せる一面の雲海とアルスの上の幻想的な風景が入り混じりとても綺麗に見えます。こういった景色はシリーズの中でも無かったのでかなり新鮮に感じました。

 ただ、前作のゼノブレイドクロスから入った人はダイナミックなロケーションやそれらを完全に自由に行き来できることを期待されると思いますが今回は足でいける範囲の移動に限られているので期待通りかどうかと言われると難しいかもしれません。

 

 

 気になった部分として一番大きいのは全体的なUIの不便さですね。シリーズでも散々言われていたことではありますし、今回も改善の努力は見られるのですがそれでもまだ良くできているとは言えないと思いました。特に今作はブレイドをたくさん集めてそこから選んで何かをするという機会が多いのですが、自分が求めているブレイドを見つけるためのフィルタリングや詳細な条件でのソートなど、スマホゲーだったら搭載されているような機能が用意されていないのですごく違和感を感じます。

 また、よく言われるのは地図関連の不便さです。今作の地図は移動中に表示されるミニマップとメニュー画面に独立して表示されるトラベルマップの2種類あります。ミニマップの方の問題点としては高低差が多いゲームにも関わらずそれらへの対策が甘く、どこに今いるのか分かりづらいというのがあります。また、広範囲を確認したい場合でもあまり広い範囲の地図の読み込みがされないため微妙に不便を感じてしまうというのがあります。トラベルマップは高低差が大きい場所は階層ごとでマップが分けられていてそれはまだ良いのですが、どこが何の場所に当たるのかというのがわかりにくいので探す手間があるというのがあります。また、このマップはアイコンを表示して欲しい情報を見ることができるのですが、情報を多く表示しすぎるとごちゃごちゃするのとそれをわかりやすくするために地図をズームすることが出来ないので少し不便に感じます。

 

 情報の出し方という関連では戦闘システムのチュートリアルに大きな問題があるゲームだと思っています。今作の戦闘は複雑で難しいという感想をよく聞くのですが、前日の通り実は難しいことはあまり必要とされていないんんです。では、なぜそのような感想が生まれるかというとただひたすらに教え方が下手だからなんです。今作のコンボの解説について話すのならば、このコンボを満足に完走できない状態のときにチュートリアルが差し込まれてしまうんです。しかも解説がテキスト中心のもののため、手元に道具がない状態で突然やってみてねと言われているような感じになってしまっています。さらに言えばいざ試してみたらそれが正しいか正しくないかというチェックまではしてくれないので成功失敗の基準がわからないというのもあります。タイミングが悪く、教え方がいい加減でそれでもって最後は投げっぱなしというどこをとってもいいところはなく、それでは理解できなくて難しいと言われてしまっても仕方がないと思います。

 

 やり込み要素として蛇足になっている部分としてはコアクリスタルの仕様です。前述のように基本的にガチャなのですが、ソシャゲーのガチャと1つ大きく異なる点があります。それはレアブレイドの確率の計算です。スマホゲーの場合、レア度の割り振りというのは各レアリティ毎に振り分けられているのですが、今作の場合はレアブレイド毎に確率が振り分けられていて、それ以外は全てコモンという風になっています。また、レアブレイドは同じキャラを複数体持つことは出来ないようになっています。つまりどういうことかというとレアブレイドが出れば出るほど、レアブレイドが出づらくなり、コンプリートが困難な作りになっているということです。これが凄くストレスフルな作りで前述のように個別でストーリーが用意されていたり、特定のレアブレイドでないと持っていない特殊能力があったりするのでこれが本当に困ります。最低保証みたいな形でどれだけレアブレイドの数が減っても5%の確率では必ず出現するみたいな感じにしてほしいです。また、このガチャも単発でしか引けないので何個かまとめて引けるようにしてもらえると助かるのになと思います。

 

 だいたいこんな感じですねー。JRPGに求められているものが非常に高い完成度で揃っていて凄く楽しいゲームではあるのですが、UIの不便さや全体的なシステムを理解するのに時間がかかるのでゲームに慣れた人が腰を据えてゆっくり遊ぶための作品というのは拭えないと思っています。ただ、Switchというハードの恩恵としてどこでも遊べることがこれほど嬉しいタイトルもないと思っています。switchで面白いRPGを求めている方やシリーズに興味がある方は是非遊んでみてください。